今回も各務原市。少し北に移動し、山あいに近い部分です。
村国神社の隣に村国座があります。
明治時代に建てられた「村舞台」ですが、規模は大きく舞台だけでなく客席も作られています。
建材として使用された木材は地元の山林から切り出されたそうです。
また、建築場所の地形を生かして、山側(北)に客席、川側(南)に舞台として、
造成工事を効率化していると考えられています。
この写真は、客席をヨコ向きに撮影していて、右側が舞台になっています。
客席の床面は左(山側)から右(川側)へ、少し下り傾斜になっています。
造成時の土砂移動を少なるすることと、客席後方からの見物がし易くなるという利点があります。
それにしても、とても太い梁の木材です。
この取材に関しまして、ご関係の皆さまには大変お世話になりました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
※各務原市についての取材詳細は、日本建築写真家協会(JAPS)コラムに記載しております。
こちらもご覧ください。
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