今回も各務原市。木曽川沿いに少し南へ下り、川島町です。
因みに、各務原市は南側部分を木曽川に接しており、木曽川を渡ると愛知県になります。
なので、文化圏としては意外と愛知県にも近かったりします。
私も愛知県側に友人が結構いたりしますしね。
(岐阜県の県庁所在地、岐阜市は各務原市の西隣です)
以前若い頃、川島町には愛知県江南市側から、すれ違えない狭い橋を渡って行ったことを覚えています。
通称「思いやり橋」と、言っていたものです。確か、橋の入口にその様な手製の看板が付けてあったような気がします。
聞いた話では、あまりにいざこざが起こるので、見かねた地元の人がこの看板を付けたと・・・。
この橋が、現在のすれ違える大きな橋に変わる寸前には、ACのコマーシャルにも使われたと記憶しています。
話はそれましたが、今回は「ごんぼ積み集落」についてでした。
『ごんぼ』って、何だろうと思っていたのですが、ごぼう の事でした。
積んである形がごぼうの断面に似ている事が由来の様ですが、面白いですね。
因みに、『ごんぼ』と言う言葉は、私の地区でもお年寄り(失礼)は、今でも普通に使っている言葉です。また、私も冗談半分で自然と出てくる時が有る言葉でもあります。
あとから思ったのですが、この様な石の積み方は、昔私の地元でも普通に見ていたような気がします。
(但し、石垣の上に住宅はなく、有っても塀や石垣だったと思います)
私の家の石垣もこの様な形状だったような気もしますし。
石工さん?は同じ一門の方だったのでしょうか?
そう考えると更に面白いですね。
今回の取材には、以前お逢いさせて頂いた学芸員様にお願いして、関係部署の詳しい専門職員様をご紹介頂きました。
そのおかげで、地域の風土や歴史・現在の懸案まで、とても詳しく教えて頂く事が出来ました。
取材当日は、季節外れのとても暑い日でした。
私は、外は慣れているのですが(と、言っても暑いのは苦手ですが・・・)、この様な気候の日に、職員様にお付き合いいただく事が申し訳なくて、なるべく早く終わらないといけないなぁと、思っていました。
でも、取材していると気になるところが沢山出てきて、挙句の果てには楽しくなり、どうしても時間が掛かってしまいます。
それなのに、温かくお見守り・お付き合い戴いた事、とても感謝しています。
この取材に関しまして、ご関係の皆さまには大変お世話になりました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
※各務原市についての取材詳細は、日本建築写真家協会(JAPS)コラムに記載しております。
こちらもご覧ください。
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